ダイエット茶は漢方由来がいいの!?

杜仲茶は、ときどきダイエット効果があるとして、メディアで取り上げられることのあるお茶ですよね。

杜仲茶の茶葉である杜仲(学名・Eucommia ulmoides)という植物は、中国から東南アジア方面に広く生えている巨木です。

30年くらいで巨木に成長します。

古くから漢方薬として珍重されます。

杜仲の樹皮を乾燥させて、副作用の少ない上薬として使われてきました。

日本でも、この杜仲は古くから伝わっています。

奈良時代から平安時代の間に遣隋使によってもたらされたのが最初。

日本でも栽培されて、強壮強精剤として利用されてきました。

古くから認められてきた効能としては、血液を下げたり、血行障害を改善したり、利尿作用、肝臓治癒、関節痛改善、鎮痛効果などがあります。

杜仲茶には、「イリドイド配糖体のゲニポシド酸」という物質による血圧下降作用があり、これにより、上記のような作用がもたらされるのです。

そこでダイエット効果について、小林製薬が公表した実験結果では、「ヒト内臓脂肪減少」効果と、「血管若返り」効果があるということが分かっています。

被験者が杜仲茶を2か月間摂取したところ、内臓脂肪を減少させる効果が表れました。

杜仲茶は、飲み方自体はカンタンです。

杜仲茶のティーバッグが売られているので、それをお湯に浸してお茶を出せばいいわけです。

ここら辺は、中国茶や紅茶などと同じようにして飲むことができるわけです。

ただ、成分をたくさん摂取しようとすると、飲みにくくなる、という難点があります。

濃すぎると「うえー」となってしまうかもしれません。

クセのある味です。

杜仲茶は、1Lの水に1パック(3g)を目安にして、10~15分間に出すと、ちょうどいいと言われています。

これくらいの量、これくらいの煮出し時間にすると、麦茶みたいで飲みやすいです。

熱いお茶もおいしいですが、冷たく冷やしてもいいですね。

杜仲茶は、ダイエットに効果があるというイメージが強いです。

クセのある味で、いかにもダイエットできそうなイメージがあります。

なので、つい無理して飲んでしまいがちですが・・・。

私たちの生活になじみ深いウーロン茶や緑茶にも、ダイエット効果がある、ということを忘れてはいけないかもしれません。

例えば、サントリーが出している「黒烏龍」には、ウーロン茶重合ポリフェノールにより、食後の中性脂肪上昇抑制作用があるとされています。

花王の「ヘルシア緑茶」は、高濃度のカテキンの出た緑茶で、これが体脂肪を減少させるとします。

実際、ダイエット茶としての研究は、杜仲茶よりも、サントリーの黒烏龍もしくは花王のヘルシア緑茶のほうが進んでいます。

必ずしも杜仲茶だけが、体脂肪削減効果があるというわけではないようです。

美味しいと思ったら飲んだらいいし、クセがあってやっぱり無理、というのなら、他のお茶を試してみましょう。